関越道で途中、朝食をとり、荒川胎内には10時に着きました。坂町から米坂線に沿って113号線を東へ約40km「伊佐領駅」から、さらに3kmほどで「子子見トンネル」を抜けると、右側に駐車スペースがあります。傍らには雪が未だ残っています。歩いて真っ暗な113号線のトンネルを戻ります。出たところから横川に沿った断崖絶壁の「片洞門」に降りられます。谷の下の方に雪解けで増水した流れが見えます。下流に進み米坂線の線路を渡ると、その先に綱取橋が見えてきます。この道は現在廃道となっており荒れています。夏は藪漕ぎを覚悟しなければならないでしょう。
連泊で玉川の飯豊梅花皮(かいらぎ)荘に宿をとり、明日は関川の「しな織り」を見学に行き、明後日は女川(新潟県)でイワナ釣り、帰りに荒川峡高瀬温泉で汗を流して帰る予定です。
山形県の初代県令(今の知事)三島通庸により計画され、薩摩から呼んだ奥野忠蔵の設計のもと、置賜地方と新潟県を結ぶ小国新道、1里34町(8km弱)の一番難所、横川の断崖絶壁に架かけられたのが綱取橋です。
103、綱取橋 (山形県西置賜郡小国町)
橋長:27.3メートル
橋幅: 4.55メートル
架橋:明治16年(1883)
川名:横川(荒川支流)
設計:奥野忠蔵
石工:片岡孫兵衛、吉田善之助
photo:RIVHOT Works / 19th May 2013 ※DVDより取り込んだため画像・映像とも荒れています。あしからず!
帰り道は、トンネルを通らずに断崖絶壁に作られた片洞門を通り、車まで戻ります。
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