2020年2月6日木曜日

24、門前川眼鏡橋

平成24年(2012)5月24日南阿蘇休暇村を8時40分に出発、今日は福岡まで足を延ばすので、14時ころまでには高速に乗りたいですネ。

緑川の石橋を見た後、この日最後に寄ったのがこの橋、舗装された道路に「木倉小学校前」(麻生交通)というバス停の前にありました。

文化5年(1808)、江戸時代の人たちがこの橋を架け、200年を過ぎた今も利用されている現役の石造りアーチ橋です。輪石と輪石に穴を掘り、別の小石で繋いで輪石同士がずれないように工夫「楔(くさび)石工法」がありました。2010年緑川の「馬門橋」を訪ねたとき、欄干に同じような工夫がしてありました。

門前川眼鏡橋 熊本県上益城郡御船町木倉

橋長:7.4メートル
橋幅:2.7メートル
架橋:文化5年(1808) 
石工:理左衛門
 
輪石の繋目に小石が埋め込まれています
 

小学校の登下校に子供たちが利用するのかな?
 
※石工:理左衛門について、
「肥後の石工」には、いくつかの衆(集団)があったようです、理左衛門は、加藤清正の熊本城築城に関わった「近江の石工」をルーツとする仁平石工衆の石工でした。
 
近江の石工といえば、滋賀県近江、琵琶湖西岸穴太で生まれた、穴太衆(あのうしゅう)は、主に寺や城郭など「穴太積み」(野面積み)でも知られる石垣施工を行う技術者集団です。石工衆(いしくしゅう)、石垣職人(いしがきしょくにん)ともいわれ、日本の城の石崖8割以上の建設・修復に携わっているといわれます。安土城・竹田城・津山城・高知城や2016年4月の震災で被害のあった熊本城の石垣復興では現在も活躍しています。

 
 





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