2020年4月10日金曜日

75、鳥居橋

平成28年11月19日、今日は福岡まで行きます。愛媛大洲のホテルを7時52分に出発、「肱川あらし」を見るつもりでしたが、生憎の雨、断念し八幡浜の三崎港からフェリーで大分に渡りました。東九州道の「院内Ic」で降りて向かったのが、3度目の訪問鳥居橋」です。

この橋は、「石橋の貴婦人」と呼ばれている美しい橋です。
 
大分県には200基を超える石橋がありますが、うち60基以上がこの院内にあり、日本一の石橋の町と云われています。その多くが2連以上の多連橋というのも院内の特徴です。
石工の松田新之助は慶応3年(1867)に生まれ、79歳(1947)で亡くなるまでに院内はもとより、耶馬渓・安心院など多くの橋を架けており、後に「石橋王」と呼ばれました。

 鳥居橋は恵良川に架かる5連の石造りアーチ橋(布積み)です。設計は都留清一郎、そばに香下(こうした)神社の鳥居があったことから「鳥居橋」と名付けられ、大正5年(1916)に架橋されました。新之助47歳の時です。

 75、鳥居橋 (大分県院内市院内町香下-新洞)
 
橋長:55.15メートル
橋巾: 4.35メートル
形状:5連石造りアーチ橋
架橋:大正5年(1916)
川名:恵良川
石工:松田新之助


PhotoRIVHOT Works / 19th Nov, 2016

 



 
 
 
 
 

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