石川県小松市滝ヶ原地区の宇谷川と、その支流西口川には、嘗て、11橋の石橋群があったそうです。そのうち現存するのは5橋です。もともとこの川には、木橋が架かっていたそうですが、石材の産地として有名なこの地に頑丈な石橋を架けたのは当然のことだったのでしょう。1900年代初年に相次いで架けられたそうです。この橋は切石を運搬するために造られたものであり、現在も生活道路として利用されています。自動車の普及と共に拡幅工事が実施され、コンクリート床版が施されています。
108、西山橋 (石川県小松市滝ヶ原)
橋長:12メートル
橋幅: 3.9メートル
架橋:明治36年(1903)
川名:宇谷川
Photo:RIVHOT Works / 16th Nov, 2013(画像はDVDより編集しました)
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