2020年3月31日火曜日

66、枕橋

令和元年9月11日、八女市福島のホテルを8時5分にに出発、「霊厳寺の奇岩」や星野村の茶畑などを見た後、上陽町、星野川の支流、横山川の石橋群を見るため「ほたると石橋の館」前から、寄口橋を渡り70号線を上流まで行き、いくつかの石橋を戻りながら見てきました。一番下流で尋ねたのが、枕橋です。

橋本勘五郎の弟子、萩本卯作により昭和になって架けられた一連石造りの橋です。

66、枕橋

橋長:22.1メートル
橋幅: 3メートル
架橋:昭和4年(1929)
川名:横山川
石工:萩本卯作
photo:RIVHOT Works  /  11th Sep, 2019

 
 
 
 
 
 
 
 


2020年3月29日日曜日

65、小筵橋 (こむしろばし)

平成24年5月24日、自宅を20日に出発、四国を経由し5日目、昨日は大分豊後地域の石橋を20余り見て阿蘇に泊まり、今朝8時10分に出発しました。午前中、美里町「緑川」に架かる橋をいくつか見て、今日中に福岡に入ります。
訪ねたのは、緑川支流の「小筵川」に架かる「小筵橋」です。

国道443号線を甲佐町から美里町に入り,国道218号線を3333段の石段の方に横切って50mほど、左手の小筵川に架かっている。
 
石工は不明ですが、二俣橋と構造や材質が似ていることから、同じく嘉八の作と推定されています。
 
65、小筵橋
長:47メートル
橋幅: 2メートル
架橋:文政12年(1829)
川名:小筵川 
石工:不明(丈八か?)

photo:RIVHOT Works  /  24th May 2012

 
 
 
 
 
 
 
 





2020年3月25日水曜日

64、幸橋

今回の幸橋は、山形県高畠町の石造りアーチ橋です。

訪ねたのは、平成22年7月17日、蔵王のホテルを8時10分に出発、上山市・南陽市などの橋を巡り、着いたのが高畠町です。

明治12年(1879)から平成10年(1998)までの約120年間にわたり、生活の橋として利用されてきましたが、平成10年の県道1号線、拡幅のために両端の石積みは残しながらも中間はコンクリート管で繋ぐ復元工事が行われました。
復元工事を実施した山形県置賜総合支庁によると、工事は、土砂の撤去から始まり、アーチ部分となる石材には一つ一つ認識番号を書き込み、架設状況を確認しながら分解していき、その後、分解とは逆の順番で、認識番号をもとに石を組み上げていったそうです道路が拡幅された分、橋の幅を補うためを上流、下流部分で分割し、その間を函渠(かんきょ)と呼ばれるコンクリート製の天井付きの水路でつなぎましたさらに高畠石を加して欄干部分を新設したほか、根石(ねいし)と呼ばれる橋の土台に使われていた石を親柱に再利用しているそうです。
 
場所は県道1号線、高畠町の化粧品BONTON」の前、高畠多目的駐車場の横に流れる小川に架かる、石造りアーチ橋です。

64、幸橋(山形県東置賜郡高畠町幸町)

橋長:5.5
橋幅:県道2車線+両歩道(復元後)
架橋:明治12年(1879/平成10年復元

橋が架かるのは県道1号線、向こうに化粧品店「BONTON」
 
右手に多目的駐車場
 
 
反対側、道路は対行2車線(片側一車線)の県道と歩道です。
 
 

2020年3月24日火曜日

63、入下橋 (にゅうしたばし)

平成26年11月18日、8時10分に高千穂のホテルを出発、この日は五ヶ瀬川および、その支流の石橋を見て廻り、えびの方面まで足を延ばし、小林で投宿予定です。着いたのが、県道と並行して走る旧道に架かる「入下橋」です。

63、入下橋  (宮崎県東臼杵郡北郷区入下)

橋長:18.35メートル
橋幅: 4.5メートル

川名:土々呂内川(五十鈴川支流)
架設:明治44年(1911
PhotoRIVHOT Works  /  18th  Nov, 2014


 
 
 
昨夜は「高千穂神社」の夜神楽を見学しました。
 

2020年3月23日月曜日

62、仁田尾橋

平成28年11月26日、八代のホテルを8時5分に出発、東陽町の「石匠館」を訪ねた後、館の前を流れる氷川の支流の谷川・河俣川・美生川・小浦川などの石橋を見学、訪ねたのは、小浦川の仁田尾橋です。現在は縁石をはずし、コンクリートで橋幅を広げてあります。

62、仁田尾(にたお)  (熊本県八代市東陽町館原)

橋長:9.71m
橋幅:
3.03m

架橋:弘化2年元年頃(1844頃)
川名:小浦川

石工:種山衆
hotoRIVHOT Works  / 26th  Nov, 2016




 
 
 
 

2020年3月21日土曜日

61、天然橋

昨日は、高知から四万十川の源流まで行って、宿毛に出てフェリーで渡ったのが佐伯港、すっかり暗くなってしまったので、そのまま佐伯のホテルにチェックイン。
今日、平成24年5月23日、ホテルを8時10分に出発、豊後大野~野津~清川と石橋を見て着いたのが「天然橋」です。

看板を見ると、元々は木橋が架かっていたが、地元の住民から寄付を募り大正10年に、約半年の工期でこの橋は架けられたそうです。昭和60年に並行して、現コンクリートの橋が架けられるまで約64年間利用されていました。

61、天然橋 (大分県豊後大野市清川町 宇田枝)

橋長:15メートル
橋幅: 3メートル
架橋:大正10年(1921)
川名:奥嶽川
石工:山下嘉平、他

photoRIVHOT Works  / 23th  May  2012

 
 
 
 
 
 

2020年3月20日金曜日

60、八重谷橋

60、八重谷橋  (福岡県八女市上陽町大字上横山)
 
令和元年9月11日、八女福島のホテルを8時5分に出発、今日は先ず霊巌寺の奇岩を見た後、上陽町の橋を見て、山鹿に向かいます。

横山川を上流まで行って下ってきます。現れたのは「八重谷橋」看板がしっかりしていたのですぐに分かりました。
大正10年頃に架橋された橋で、橋の路面(上部)は、コンクリート板で仕上げてある現役の石橋です。

水が綺麗で、上流には田圃が無く、季節ともなればかなりのホタルが乱舞するのだそうです。

横山川に沿って県道70号線を、約4.5km先右に架かっています

橋長:15.5メートル
橋幅: 2.4メートル

架橋:大正10年(1921)
川名:横山川
石工:山下佐太郎
photoRIVHOT Works  / 11th  sep,  2019




 
 
 
 
 

2020年3月19日木曜日

59、八瀬眼鏡橋

平成12年5月24日、「休暇村南阿蘇」を8時に出発、緑川の橋や矢部町の通潤橋を見た後、445号線を約15km走り着、いたのが八瀬川に架かる眼鏡橋、ここには大小3つの石橋が架かっています。今回はその一番大きい「八瀬眼鏡橋」です。

この八瀬は、かつて熊本と延岡を結ぶ日向街道の要所でしたが、八瀬川が増水すると通行ができなくなり危険であったため、安政2年(1855)御船の材木商林田能寛が私財を投じ架橋した、長さ62メートルの県下では最も長い石造りアーチ橋です。

 
59、八勢目鑑橋  熊本県御船町上野字八勢 )


橋長:62メートル
橋幅: 4メートル

架橋:安政2(1855)
川名:八勢川
石工:卯助・甚平兄弟、岩永三五郎の甥(種山衆)


Photo:RIVHOT Works  /  24th  May  2012

 
 
 
 
 
 
 
 

2020年3月18日水曜日

58、尾崎橋

平成28年11月23日、8時20分に佐世保のホテルを出発、今は雲っていますが、天気予報では雨です。先に世知原の石橋群を見学後、午後は平戸まで足を延ばし、石橋と教会を見て回り、次の宿泊地長崎市に向かいます。

訪ねたのは、佐々川の本流に架かる尾崎橋は現役の石橋です。橋の両側は10m前後の急峻な断崖絶壁で、架設上の困難が偲ばれる。両岸の断崖上部を加工して橋台とし、輪石には砂岩でなくて安山岩系の石を使用するなど、伝統的な石橋の構築技法に従っていることが観取され、工事の困難の故か目地モルタル補修も無く、橋面はともかく橋全体は創架時の状態を良く保っている。現時点では町内で最も古い橋といえる。

(佐世保市掲示を参考)

58、尾崎橋  (長崎県佐世保市世知原町槍巻・浦木)

橋長:6.7メートル
橋幅:3.6メートル

架橋:明治30(1897)
川名:佐々川
photoRIVHOT Works / 23th Nov, 2016
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 

2020年3月17日火曜日

57、綱の瀬橋

平成26年11月18日、高千穂のホテルを8時10分に出発、秋元川の橋をふたつ見て次に向かうのが「綱の瀬橋」です。
高千穂から五ヶ瀬川に沿って218号線を、約10kmで「青雲橋」を左折、今の218号線の下を潜り、五ヶ瀬川まで降りたら237号線に出る、左折で街中を日之影温泉駅から延岡方面に約2km進み右折で、五ヶ瀬川を渡り210号線、左に日向川を見ながら暫く進むと現在の橋の左に並行して架かっているのが「綱の瀬橋」です。

57、綱の瀬橋 (宮崎県高千穂日之影町岩井川 中崎)

橋長:16.7メートル
橋幅: 2.8メートル

架橋:安政3(1856)
川名:日向川(五ヶ瀬川支流)

photo:RIVHOT Works  /  18th Nov, 2018

218号線から橋までの行程(約6分)を30秒に編集してみました。

 
 
 
日之影地区は林業が主な産業、大型車両が頻繁に行きかい、右にコンクリートの橋が架かり、お役御免、歩行者専用の石橋となりました。
 
 
 
 




2020年3月15日日曜日

56、大久保自然石橋

平成26年11月26日、八代のホテルを8時5分に出発、先ず向かったのが東陽町の石橋資料館「石匠館」です。いろいろ情報を頂き、館の横を流れる小川を上流に20分ほど歩くと、川の源流になりました。訪ねた時はほとんど流れが無く、普通に一跨ぎできるような流れに架かった、自然石を積み上げただけの小山、看板がなければこれが橋?と目を疑うような石橋でした。

架橋は晩年の橋本勘五郎、明治28年(1895)の作、亡くなったのはその2年後でした。

いくつかの橋を見ながら戻ってくると、畑で生姜の収穫作業をしているご夫婦と立ち話、この方こそ、勘五郎の子孫、元東陽村村長をされていた、橋本幸一さんでした。勘五郎の墓参りをさせて頂き。帰りには沢山の生姜をお土産に頂きました。

56、大久保自然石橋

橋長:1.7メートル
橋幅:0.7メートル
架橋:明治28年(1895)
川名:谷川(氷川支流)
石工:橋本勘五郎

phpto:RIVHOT Works  /  26th  Nov,  2016

 
これまで見た中で一番小さい石橋です。
 
 
生姜の収穫

2020年3月13日金曜日

55、宮ケ原橋  (みやがばるばし)

令和元年9月11日、八女福島のホテルを8時5分に出発、今日の最初がこの橋です。二度目の訪問です。

55、宮ケ原橋 (みやがばるばし)

橋長:46メートル
橋幅: 3.6メートル
架橋:大正11年(1922)
川名:星野川
石工:豊島虎次郎
phpto:RIVHOT Works  /  11th  Sep,  2019

ホテルから15分、442号線~52号線に入ると左、星野川に架かる4連の橋が見えてきます。

 
 
ここは、駐車が出来ないので対岸に回ります。
 
 
新しくなった宮ケ原橋です。
 
 
 
 
 
 
 


2020年3月12日木曜日

54、舞鶴橋

平成22年7月17日、蔵王のホテルを8時頃出発、朝から山形県南陽市・上山市の橋を見てきました、その後やってきたのは米沢市上杉神社(米沢城跡、松が岬公園)正面の堀に架かる石橋です。

米沢市の公表では、橋の長さは5メートルとなっているようですが、明らかにそれより長い、ネットで調べても、どれもその数値です。次回行ったときに納得しようと思います。

54、舞鶴橋  米沢市丸の内

橋長: ?メートル
橋幅: ?メートル
川名:上杉神社お堀に架かる
架橋:明治16年(1886)
photo:RIVHOT Works  /  17th  July  2012

 
 
 
 

154、菅野尾橋

しばらく、投稿をご無沙汰してしまいました。 平成26年11月17日、昨日は愛媛の佐多岬、三崎港からフェリーで17時頃に大分県の佐賀関港に上陸、大分で泊まりました。 この日は8時10分に大分のホテルを出発、竹田(たけた)市、豊後大野市の石橋を見ながら、8号線を南下、宮崎の高千...